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2009.01.03

エビス・ワルツ

以前、横浜美術館で行われていた「水の情景展」
柴田敏雄氏ダムの写真に感動し、いつか
氏の写真展に行ってみたいと思っていたのですが、
今冬 恵比寿の東京都写真美術館で展示が行われると知り
ランドスケープ 柴田敏雄展」に行ってきました。

しかも1月2日は柴田氏自らレクチャートークするということで楽しみ~♪

場所は恵比寿。着いてみてビックリした。

0901021522

「今日だけ無料じゃんっ!」
    ラッキー♪♪♪♪

まずは展示を見て回ることに。
柴田氏の写真は白黒の土木造形というイメージなのだが、近年ではカラー写真を手がけているということで 展示は「カラー(近年)」「白黒(中期)」「夜景(初期)」と分けられており、氏の視点の遍歴が面白いように解る。
しかし、氏の姿勢は不変だ。
作品の撮影年次や場所やタイトルなどの掲示は作品周りには一切ないので、余計な情報が入らず作品だけが情報源になるのだが。

建築のように「見られる」ということを前提としない、人の生活を守るための擁壁やダムや護岸や道路の無機質なハズのコンクリートが思わぬ美しさを演出していて、それらと自然との対比がまるで温度を持っているようだ。

コンクリートは暴力的に自然を破壊するだけではない。
それは切り崩した崖面を覆う擁壁を見れば解るが 地肌の力を適度に逃しながら受け止め覆い、抱きかかえるように守っている。

そういう融合というか、バランスを氏は感じているのではなかろうか。
シャッターを切るのが瞬間でなくて3呼吸くらいある感じで「切り取った風景」ではなく「受け入れた情景」のように現している。

ホントに、74点の作品に圧倒された。
ただ、アタシ的にゎやっぱり最初に感動したダムの写真の印象が強く、やはりモノクロのものの方が惹きこまれる度合いが強かったが。
(なんとなく、カラーの作品って「小ぎれい」な感じなんだよねぇ~)

その後、柴田氏が来られて自身の経歴から作品の移ろいなどを話された。
驚いたことに、回顧展的に昔からの作品を揃えた個展というのは初めてということで、そういう点でもラッキーだったと思う。
あと、空を入れないとか、ボケた部分は作らないとか、興味深い話やその他技術面でもシロートにも解りやすく楽しく話しながら作品を解説してくださった。

最後に質問を受け付けたのだけど「あの写真の効果は」とか「自然と人工造形物への想いは」とか『あ、あの人も写真やるのね』的な質問に「それもいいかなと思った」「あ、そんな感じですね」とか印画紙も「その時に手に入るほう」とか。。。
非常に感覚的な回答で面白く、全くゲージツ家っぽくなくって楽しかった。

美術館を出た後、東京に行ったついでに(どんなオノボリさんや…)初詣に行き、行列に揉まれてきましたとさ。。。

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